
1年以上前に購入、人にもいいよいいよと勧めていた「僕たちは編集しながら生きている」(後藤繁雄/マーブルトロン)をまた書棚から取り出しています。編集というのは本を作るとかテレビ番組をつくるとか、なんかギョーカイの響きがありますが、「生活を編集する」というもっと身近な、自分自身のこと、大仰にいえば生きていくなかで、自分にとってなにが必要か、大切か、楽しいかっていうことを取捨選択する、見つけていくことのヨロコビを書いている本で、たいそう勇気づけられたものです。勇気というかやる気の素って感じですね。何より私は最後にある編集稼業心得を、忘れずに刻んでおこうと思ったのでした。「押してもダメなら、もっと押せ」とかね。本に書いてあることではないけれど、後藤さんは「朝、起きたときに、今日は何しよう、ってワクワクするようなのがいいね」というようなことをいっていて、すっかり影響されて、毎朝そのことを考えたりもしたなあ。「~しようぜ」っていう言い方がカッコイイナーと思ったのもたぶん影響受けてるんだと思う。かー。と思ったら「一緒に遠くまでいこうや」などと書かれていた。あれ?
明日から再読スタート。読み終えたら、もう少しこの本のすごさをテキストでストレートに伝えることができるようになっているかしらん。
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